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▼今週の注目記事  納税3519号1面

たけしもハマった
自社株トラブルの社内分裂

連日のように、スポーツ紙やワイドショーでビートたけし(71)の独立を巡る「オフィス北野」の“お家騒動”が報じられている。報道によると、独立の理由は同社の森昌行社長(65)とたけしとの金銭トラブルだというが、より詳しく見ていくと、森社長の保有する同社の“自社株”に原因があるようだ。自社株を巡る社内分裂は、中小企業では決して珍しい話ではない。さらに企業オーナーと腹心の幹部、古参社員らをも巻き込んだ対立構造も、多くの中小企業が起こしがちなトラブルだと言えるだろう。たけしも“ハマった”社内分裂問題の根幹にある原因は何なのか、中小企業はどのように同種の問題を防ぐべきか、オフィス北野の事例を基に分析していく。

税金対策が裏目に

タレントとしても映画監督としても名声を得てきたビートたけしが、泥沼の事務所トラブルに巻き込まれている。事の発端は、たけしがこれまで長年所属してきた「オフィス北野」から独立して個人事務所「T.Nゴン」に活動拠点を移したこと。その理由を巡って週刊誌などが憶測混じりの報道を繰り返すなかで、たけしに長年“仕えて”きた「たけし軍団」のタレントらが、「事務所独立の原因はオフィス北野の森昌行社長の専横にある」と声を上げたのだ。

すると、やり玉に上げられた森社長もすかさず反論した。週刊誌上で、軍団の言い分は事実ではないと反論した上で、むしろたけし側に“恫喝”されて自身が保有するオフィス北野の自社株を手放すことに同意させられたと主張した。

社員の給与や森社長自身の役員報酬を巡る見解なども含め、双方の主張は食い違っているが、少なくとも事実関係として確かなのは、1992年に当時のオフィス北野の大株主であったテレビ制作会社・東通が倒産状態に陥った際に、オフィス北野からお金を借りた森社長がその株を買い取り、結果として森社長がたけしを抜いてオフィス北野の筆頭株主になったという点だ。

この経緯について軍団側は、森社長は株の買い取りについてたけしに相談せず、森社長が筆頭株主になったことをたけしは知らなかったと主張している。その上で、自身の役員報酬を高額にするなど、森社長が会社の私物化を図ってきたことが独立の原因だとマスコミに向けた声明文で明らかにした。たけしが独立する際には、多くの自社株を・・・

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