オーナー社長向け財務・税務専門新聞『納税通信』。
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代表的な仮想通貨「ビットコイン(BTC)」の価値が急騰している。1BTCあたりの価格は5月28日時点で395万8335円に達し、年初の217万3939円から実に1.8倍となった。直近はほぼ横ばいとなっているものの今後はさらに上昇するという見通しもあり、米金融大手のJPモルガンは「発行上限数の決められているBTCは希少性があり、金(ゴールド)と同様にリスクヘッジ可能な投資先として選ばれている」と人気の理由を分析した上で「1BTCあたり4万5千ドル(約630万円)まで到達する可能性がある」と見込んでいる。また英金融大手のスタンダードチャータード銀行は、「2024年末までに1BTCあたり10万ドル(約1340万円)まで上昇する可能性がある」とより強気な相場予測を公表している。
仮想通貨とは、ドルや円などの法定通貨と異なり、国家による価値保証がされていない電子マネー全般を指す。インターネット上の取引所を通じて購入・売却が可能で、一部の店舗やウェブサービスでは支払いに充てることも可能だ。代表的な仮想通貨としてはビットコインやイーサリアム、リップルがある。
短期間で大きく値動きするため投機筋を中心に人気を集めている。日本暗号資産取引業協会によると2022年12月時点の口座数は約640万口座に達し、調査を開始した4年前の約2.3倍になった。利用者数の増加に伴い現物取引高も膨らんでおり、21年度は約29兆円と4年前の約3倍ものカネが運用されるようになっている状況だ・・・
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